<富士山すそ野一周ウォーク>
9月4日、歩き始めてから13回目になります。
今日のコースは割石峠から精進湖民宿村まで歩程約8キロの行程です。
割石峠は静岡県と山梨県の県境にあります。
山梨県富士河口湖町は上九一色村だった。三叉路を東(富士山方向)に登った冨士ヶ嶺(ふじがね)は
オーム真理教の施設があって、地下鉄サリン事件などで平成七年秋、一斉操捜査が入って話題になった
高原の牧場地帯。
東海自然歩道はここから小さなアップダウンを繰り返して竜ヶ岳の南東の裾野を蛇行していく。
竜ヶ岳東麓の「富士本栖湖リゾート」は、首都圏最大の芝桜公園で、残雪の冨士と龍神湖を囲む芝桜の
花咲くビュースポット。5月頃が見頃です。また、ここは正月にダイヤモンド富士がみられるところとして
近年カメラマンの注目を集めているところです。
そして1歩入ると出られないという俗説がある青木が原樹海に入ります。富士山の北西麓、富士河口湖町と
鳴沢村にまたがる原始林約30平方キロ山手線の内側の約半分ほどの広さの森林地帯を、高いところから
見ると緑の海のように見えることから青木が原樹海といい、国指定の天然記念物です。
2回の大規模な噴火で大量の溶岩を噴出し、大木を巻き込んで流れて溶岩が冷え、あちこちに洞穴が
造られています。やがて苔が生え、苔の上に檜、ツガ等の種が飛んできて、今では樹齢300年程の
原生林が手つかずのまま生えています。針葉樹が多く、根はどの木も溶岩を抱え込むようにたくましく
生えています。溶岩が流れた後の道を歩きながら、溶岩と樹木のダイナミックな風景など一つ一つの自然を
満喫し森林浴を楽しんできました。これが青木ヶ原樹海の魅力だと思います。
平成25年6月世界文化遺産に登録された本栖湖。昔、「セの海」という周囲23キロ程もあった湖が大規模な噴火で「セの海」を埋め、分断して西湖と精進湖、本栖湖を造った。
富士五胡の中で最も水深が深く透明度も高く潜水艦の形をしています。北西の湖畔は富士山の絶景ポイントでもあり、昭和の初め日本の第一人者であった写真家が富士山の絶景を撮った写真をもとに五千円札の裏の冨士が描かれ、現在千円札の裏の冨士となっています。逆さ富士のモデルとしても有名です。